TransferWiseとrevolutの比較

最終更新 2021/01/22

日本でマルチカレンシー口座を利用できる金融機関で優れたサービスを提供するTransferWiseとrevolutのマルチカレンシー口座(+カード)の比較をします。

  • TransferWiseは新しい海外送金サービス
  • revolutはイギリス国内向けの新しい銀行(チャレンジャーバンク)

として始まったので、それぞれの顧客やサービスに特徴があります。

◎顧客数(2021年1月現在)

  • TransferWise 約900万人※海外送金に利用できる国々に顧客?
  • revolut    約1300万人※ヨーロッパ中心に顧客?

先に結論として、それぞれのメリットを説明します。

  

両方に共通するメリット

  • 受取人がマルチカレンシー口座なら、円だけでなく外貨であってもマルチカレンシー口座間送金ならすぐに相手に届きます。(一般の銀行からの海外送金では考えられない便利さです。)
  • デビットカードで、円や外貨残高から直接支払ったり、現地国のATMで現金を引き出せます。※それぞれのカードでATMから手数料無料で引き出せる額には制限があり、それを超えると手数料がかかります。

ブログ管理者は、

と使い分けています。

またrevolut利用者の多いヨーロッパなど海外に在住しているなら、

  • 日本からの海外送金はTransferWise
  • 現地国ではrevolutを利用

など2つのカードを使い分けることもできるでしょう。

目的に合わせてふさわしいカードを選んでください。また海外で活動するなら、カード紛失やトラブルに対処するため両方のカードを持つことをすすめます。両社とも口座管理手数料はかかりません。

TransferWiseの主なメリット

  • 受取人の銀行口座あて海外送金の着金が速い。※朝手続きを済ませるとたいていその日の夕方には受取人の口座に入金されます。(⇔revolutなら数日かかります。)
  • 現地に住んでいなくてもアメリカ、ユーロ圏、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランド、トルコに銀行口座(と同等のサービス)を持つことができる。※現地国の人にその口座へ国内送金してもらえます。(外貨送金しなくてよい。)
  • マルチカレンシー口座で利用できる通貨の数が多い。(⇔ revolutとの比較)

TransferWiseの主なデメリット

  • 少額の送金・両替にでそのつど手数料がかかる。(⇔revolutは月75万円相当額までの両替は手数料無料)
  • TransferWiseが指定する銀行までの送金やデビットカードからの入金のさい、時間と手数料がかかる。(デビットカード入金が遅い、入金できないことがあります。銀行送金をしましょう。たいてい20-30分で入金の確認メールが届きます。)

revolutの主なメリット

  • 一般会員でも、月75万円相当額まで両替手数料はかからない。※プレミア会員(月会費980円)なら、手数料無料の両替額に制限なし。
  • デビットカードを利用したrevolutへの入金が素早く(瞬時)、手数料もかからない。(クレジットカードからの入金もできますが、送金には使えません。〔カード支払いのみ〕)

revolutの主なデメリット

  • 銀行口座あての海外送金に日数がかかる。(基本的にカード支払い、マルチカレンシー口座間の送金向けと考えてください。)
  • マルチカレンシー口座で利用できる通貨の数が少ない。(⇔ TransferWiseとの比較)

では、具体的にそれぞれのサービスについて説明します。

TransferWise

取扱い通貨の数と迅速な着金など、銀行口座あて海外送金には最適のサービスです。また、いくつかの国では現地国に銀行口座を持つのと同様のサービスがあります。

マルチカレンシー口座で利用できる通貨

※日本円のほか、

〔マルチカレンシー口座+現地国の銀行口座同様のサービスが利用できる国

アメリカ、イギリス、ユーロ圏、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、シンガポール、トルコ、詳しくは→TransferWise 資金を受け取る の「銀行口座情報を利用する」

〔マルチカレンシー残高を持てる通貨〕

〔アジア〕

韓国ウォン、マレーシアリンギット、シンガポールドル、タイバーツ、アラブ首長国ディハム、イスラエル・シェケル、インドルピー、インドネシア・ルピア、スリランカ・ルピー、ネパール・ルピー、バングラディシュ・タカ。フィリピン・ペソ、ベトナム・ドン、香港ドル、中国人民元、

〔南北アメリカ〕

米ドル、カナダドル、アルゼンチンペソ、ウルグアイ・ペソ、コスタリカ・コロン、ペルー・ソル、メキシコ・ペソ、

〔ヨーロッパ〕

ユーロ、イギリスポンド、スイスフラン、ハンガリーフォリント、ウクライナ・フリヴイニャ、グルジア・ラリ、クロアチア・クーナ、スウェーデン・クローナ、チェコ・コルナ、デンマーク・クローネ、ノルウェー・クローネ、ブルガリア・レフ、ポーランド・ズロチ、ルーマニア・レイ、ロシア・ルーブル、ポーランド・ズウォティ、ルーマニア・レイ、ハンガリー・フォリント、

〔アフリカ〕

ウガンダ・シリング、エジプト・ポンド、ガーナ・セディ、ケニア・シリング、ザンビア・クワチャ、タンザニア・シリング、ナイジェリア・ナイラ、モロッコ・ディルハム、西アフリカ・CFAフラン、南アフリカ・ランド

〔オセアニア〕

オーストラリアドル、ニュージーランドドル、

送金・両替手数料

送金・両替手数料(通常0.24% – 3.69%)

手数料計算で「金額」を入力し「送金」か「マルチカレンシー口座」を選ぶと、手数料が表示されます。

その他手数料

TransferWiseまでの国内送金手数料、デビットカード入金に利用手数料が別途かかります。

ATMやカード利用手数料、利用に関する情報は、TransferWiseのヘルプから知ることができます。

revolut

デビットカードからの入金は簡単で手数料もかかりません。海外送金だけでなく、予算管理、円や外貨での貯金金や銀への投資ができます。(将来は仮想通貨や株式への投資もできるかもしれません。〔現在日本では不可〕)そのほかネットショッピングのためのバーチャルカードも発行できます。

マルチカレンシー口座で利用できる通貨

※日本円のほか、

米ドル、ユーロ、イギリス・ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ、南アフリカ・ランド、アラブ首長国ディルハム、チェコ・コルナ、ポーランド・ズロチ、カタール・リアル、ルーマニア・レイ、新トルコ・リラ、

その他

「金」「銀」の取引ができます。→revolutで『金』が買えます。

貯金箱 円だけでなく外貨でも計画的に積み立てができます。

予算管理 スマートな家計の予算管理ができます。

※参考サイト 次世代の金融サービス「Revolut」の魅力を探る~前編

子供のお小遣い管理 保護者の「Revolut」アカウントから、子どもの「Revolut Junior」アカウントに送金できるサービスで、キャッシュレスでお小遣いのやり取りができます。

※参考サイト 次世代の金融サービス「Revolut」の魅力を探る〜後編〜

revolutのさまざまなサービスについては、revolutのサイトの「機能」「ヘルプ」から知ることができます。

既存の銀行を超えたチャレンジャーバンクが世界で始まっています。

※ヨーロッパでは、monzo や N26 が人気です。また日本でも2021年5月より みんなの銀行 がサービスを始めます。

これからも海外で活動したり、海外とお金のやり取りをする人に役立つ情報を発信していきます。→Fintec Journal 金融業界を席巻、「チャレンジャーバンク」「ネオバンク」の現在地とは

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