ワイズ(旧TransferWise)とrevolutの比較

最終更新 2021/03/11

日本でマルチカレンシー口座を利用できる金融機関で優れたサービスを提供するワイズ(旧TransferWise)とrevolutのマルチカレンシー口座(+カード)の比較をします。

  • ワイズ(旧TransferWise)は新しい海外送金サービス
  • revolutはイギリス国内向けの新しい銀行(チャレンジャーバンク)

として始まったので、それぞれの顧客やサービスに特徴があります。

◎顧客数(2021年1月現在)

  • ワイズ(旧TransferWise) 約900万人※海外送金に利用できる国々に顧客?
  • revolut 約1300万人※ヨーロッパ中心に顧客?

先に結論として、それぞれのメリットを説明します。

  

両方に共通するメリット

  • 受取人がマルチカレンシー口座なら、円だけでなく外貨であってもマルチカレンシー口座間送金ならすぐに相手に届きます。(一般の銀行からの海外送金では考えられない便利さ)
  • デビットカードで、円や外貨残高から直接支払ったり、現地国のATMで現金を引き出せます。※それぞれATMから手数料無料で引き出せる額には制限があり、それを超えると手数料がかかります。

ブログ管理者は、

と使い分けています。

revolut利用者の多いヨーロッパなど海外に在住しているなら、とくにおすすめします。目的に合わせてふさわしいカードを選んでください。

また海外で活動する人なら、カード紛失やトラブルに対処するため、両方のカードを持つことをすすめます。両社とも口座管理手数料はかかりません。

ワイズ(旧TransferWise)の主なメリット

  • 受取人の銀行口座あて海外送金の着金が速い

朝手続きを済ませると、たいていその日の夕方には受取人の口座に入金されます。(⇔revolutなら数日かかります。)

  • 現地に住んでいなくてもアメリカ、ユーロ圏、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランド、トルコに銀行口座(と同等のサービス)を持つことができる。※現地国の人にその口座へ国内送金してもらえます。(外貨送金しなくてよい。)
  • マルチカレンシー口座で利用できる通貨の数が多い。(⇔ revolutとの比較)

ワイズ(旧TransferWise)の主なデメリット

  • 送金・両替のつど手数料がかかる。(⇔revolutは、月75万円相当額までの両替手数料無料)
  • ワイズ(旧TransferWise)が指定する銀行までの送金やデビットカードからの入金のさい、時間手数料がかかる。(デビットカード入金が遅い、入金できないことがあります。銀行送金をしましょう。たいてい20-30分で入金の確認メールが届きます。)

revolutの主なメリット

  • 一般会員でも、月75万円相当額まで両替手数料はかからない。※プレミア会員(月会費980円)なら、手数料無料の両替額に制限なし。
  • デビットカードを利用したrevolutへの入金が素早く(瞬時)、手数料もかからない。(クレジットカードからの入金もできますが、送金には使えません。〔カード支払いのみ〕)

revolutの主なデメリット

  • 銀行口座あての海外送金に日数がかかる。(基本的に、カード支払いとマルチカレンシー口座間の送金向け、と考えてください。)
  • マルチカレンシー口座で利用できる通貨の数が少ない。(⇔ ワイズ(旧TransferWise)との比較)

では、具体的にそれぞれのサービスについて説明します。

ワイズ(旧TransferWise)

取扱い通貨の数と迅速な着金など、銀行口座あて海外送金には最適のサービスです。また、いくつかの国では現地国に銀行口座を持つのと同様のサービスがあります。

マルチカレンシー口座で利用できる通貨

※日本円のほか、

〔マルチカレンシー口座+現地国の銀行口座同様のサービスが利用できる国

アメリカ、イギリス、ユーロ圏、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、シンガポール、トルコ、詳しくは→ワイズ(旧TransferWise) 資金を受け取る の「銀行口座情報を利用する」

〔マルチカレンシー残高を持てる通貨〕

〔アジア〕

韓国ウォン、マレーシアリンギット、シンガポールドル、タイバーツ、アラブ首長国ディハム、イスラエル・シェケル、インドルピー、インドネシア・ルピア、スリランカ・ルピー、ネパール・ルピー、バングラディシュ・タカ。フィリピン・ペソ、ベトナム・ドン、香港ドル、中国人民元、

〔南北アメリカ〕

米ドル、カナダドル、アルゼンチンペソ、ウルグアイ・ペソ、コスタリカ・コロン、ペルー・ソル、メキシコ・ペソ、

〔ヨーロッパ〕

ユーロ、イギリスポンド、スイスフラン、ハンガリーフォリント、ウクライナ・フリヴイニャ、グルジア・ラリ、クロアチア・クーナ、スウェーデン・クローナ、チェコ・コルナ、デンマーク・クローネ、ノルウェー・クローネ、ブルガリア・レフ、ポーランド・ズロチ、ルーマニア・レイ、ロシア・ルーブル、ポーランド・ズウォティ、ルーマニア・レイ、ハンガリー・フォリント、

〔アフリカ〕

ウガンダ・シリング、エジプト・ポンド、ガーナ・セディ、ケニア・シリング、ザンビア・クワチャ、タンザニア・シリング、ナイジェリア・ナイラ、モロッコ・ディルハム、西アフリカ・CFAフラン、南アフリカ・ランド

〔オセアニア〕

オーストラリアドル、ニュージーランドドル、

送金・両替手数料

送金・両替手数料(通常0.24% – 3.69%)

手数料計算で「金額」を入力し「送金」か「マルチカレンシー口座」を選ぶと、手数料が表示されます。

その他手数料

ワイズ(旧TransferWise)までの国内送金手数料デビットカード入金利用手数料が別途かかります。

ATMやカード利用手数料、利用に関する情報は、ワイズ(旧TransferWise)のヘルプから知ることができます。

口座開設は

ワイズ(旧TransderWise)からできます。

revolut

デビットカードからの入金は簡単で手数料もかかりません。海外送金だけでなく、予算管理、円や外貨での貯金金や銀への投資ができます。(将来は仮想通貨や株式への投資もできるかもしれません。〔現在日本では不可〕)そのほかネットショッピングのためのバーチャルカードも発行できます。

マルチカレンシー口座で利用できる通貨

※日本円のほか、

米ドル、ユーロ、イギリス・ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、シンガポールドル、タイバーツ、スウェーデンクローネ、デンマーククローネ、南アフリカ・ランド、アラブ首長国ディルハム、チェコ・コルナ、ポーランド・ズロチ、カタール・リアル、ルーマニア・レイ、新トルコ・リラ、

その他

「金」「銀」の取引ができます。→revolutで『金』が買えます。

貯金箱 円だけでなく外貨でも計画的に積み立てができます。

予算管理 スマートな家計の予算管理ができます。

※参考サイト 次世代の金融サービス「Revolut」の魅力を探る~前編

子供のお小遣い管理 保護者の「Revolut」アカウントから、子どもの「Revolut Junior」アカウントに送金できるサービスで、キャッシュレスでお小遣いのやり取りができます。

※参考サイト 次世代の金融サービス「Revolut」の魅力を探る〜後編〜

revolutのさまざまなサービスについては、revolutのサイトの「機能」「ヘルプ」から知ることができます。

口座開設は

Revolutからできます。

既存の銀行を超えたチャレンジャーバンクが世界で始まっています。

※ヨーロッパでは、monzo や N26 が人気です。また日本でも2021年5月より みんなの銀行 がサービスを始めます。

これからも海外で活動したり、海外とお金のやり取りをする人に役立つ情報を発信していきます。→Fintec Journal 金融業界を席巻、「チャレンジャーバンク」「ネオバンク」の現在地とは

4 件のコメント

  • ユーロ圏在住で現地の住所でRevolut に登録しました。日本に住民票はありません。

    日本のデビッドカードで日本円でチャージしてみました。
    初回は手数料無しでしたが、2度目にスマホアプリでチャージしようと思ったら、「カードでが在住国で発行されたものでない場合には手数料がかかる」とメッセージが出ます。

    手数料は¥10,000チャージで¥216。
    2.16%です。

    (Webからチャージしたら、手数料無しでした。2回目にどうなるかはわかりません。)

    • 三麻さん、ようこそ。
      わたしは日本の住所で登録し試しにマレーシアのクレジットカードで入金しようとすると同様の案内が出てきました。
      日本のクレジットカードでユーロ残高に入金しようとすると1.6~2.4%の両替コスト(事務手数料)がかかるので、現地国のカードを使うことをすすめます。

      またevolutで試したことはありませんが、何らかの手続きをすれば日本の住所へ変更できるかもしれません。ただしその場合、ユーロ圏で使えているサービス(仮想通貨、現地国での銀行機能など)が使えなくなることがありますので注意してください。
       参考情報 ワイズ(旧TransferWise) 日本に加え他の国でも登録すると日本へ送金できない?
       https://kazubo1.com/transferwise-nihonsokin-cyuui/

      • 返信をありがとうございます。

        >日本のクレジットカードでユーロ残高に入金しようとすると1.6~2.4%の両替コスト(事務手数料)がかかるので、現地国のカードを使うことをすすめます。

        これは当然のことなので、疑問にも思いません。
        私がしたのは、”日本のデビッドカード”で、”日本円残高”に入金です。
        つまり、チャージ時の両替無しです。
        (一か月間で€1000≒¥75000までは両替手数料がかかりませんので、日本円でチャージし、その後ユーロに両替します)

        それでも、スマホアプリからですと2.16%、最低入金額の¥2000だと¥43の手数料が付きます。

        私の場合、ユーロ圏から出ることもありませんので、現地国のカードでRevolutにチャージするメリットは全くありませんし、日本の住所へ変更することもないと思います。(住民票も、マイナンバーも、免許証もないですし)

        参考までに、チャージした後、デビットカード使用の通知がデビットカードをもっている日本の銀行から来ますが、アプリでチャージした時と、Web(pc使用)でチャージした時では、加盟店名の番号が違いました。
        Webからチャージした時は「Revolut**7324*」。
        もしかしたら、7324は日本事務局の加盟店名で、Webからだとチャージ手続きが日本国内で完了し、アプリからだと、現地国の事務局でチャージ手続きがされる(だから、手数料がかかる)のかもしれません。

        • 三麻さんへ

          〉私がしたのは、”日本のデビッドカード”で、”日本円残高”に入金です。
          つまり、チャージ時の両替無しです。

          推測ですが、登録した居住地の通貨でまず入金するRevoutのシステムになっているのでしょう。その目的は、マネーロンダリングかどうかを追跡するため、もしくは日本の金融庁の規制が関係しているのかもしれません。(ちょっと状況が違いますがWiseに2ケ国以上を住所登録している人に起こった例 https://kazubo1.com/transferwise-nihonsokin-cyuui/ ※この場合入金自体ができません。)

          三麻さんがそんなことをするはずもないでしょうが、ヨーロッパに住む不審な人が、日本円で入金したお金をチェックなく他の日本国内への支払い先へ送金されるのを防ぐためのような気がします。(日本国内で営業する銀行には不審な送金先への送金を止める仕組みがあります。「疑わしい取引」を理由とする預金口座の凍結等について https://milight-partners-law.hatenablog.com/entry/2015/09/28/103546  )

          あくまでもわたしのかってな推測です。またRevolutのサポートに問い合わせても回答できるのは、仕組みを深く知っている部署の人だけでしょう。
          参考になればうれしく思います。

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