最終更新 2023/07/05
最近、クレジットカードについてくる海外旅行保険について、以下の変化が起きています。
1.海外に出ると自動的に付いていた旅行保険が、そのクレジットカードで旅行代金を支払わないと保険が付かなくなった。
〔参考情報〕 わたしの過去のブログ記事の紹介
自動付帯:海外旅行に出ると自動的に海外旅行保険が付く。→海外旅行保険90日が自動付帯のクレジットカード
利用付帯:海外旅行に出たときに交通費をそのカードで支払うと海外旅行保険が付く→海外旅行保険を90日延長できるクレジットカード
2.治療費をキャッシュレス支払い(※注1)ができなくなったクレジットカード付帯海外旅行保険が増えた。(例:エポスカード)
※注1の説明:前もってカード会社に電話連絡すれば、病院窓口で治療費の支払いをしなくてよいサービスのこと。そのため現地病院でクレジットカードによる支払い、その後にかかった治療費の明細を保険会社に送る必要があります。
この困った問題について、カード付帯海外旅行保険に詳しいのむてつさんがユーチューブにそれぞれの問題について詳しい情報をアップしておられます。いままで海外に出かける際にクレジットカード付帯海外旅行保険を利用していた人はぜひこの記事にあるリンク先をご覧ください。
1.海外旅行保険自動付帯カードが利用付帯になった対策について
→エポスカード利用付帯化対策 & 残りの自動付帯年会費無料カードはアリかナシか?
結論としては、補償額を考えると
1.エポスカードで旅行費用を払い、海外旅行保険を有効にする。
2.保障費用が足らないor保証期間を延長したときは、さらに別の海外旅行保険が利用付帯クレジットカード保険を有効にする。
ということになるでしょう。
そして、利用付帯海外旅行保険を有効にするための注意についても、のむてつさんの説明がわかりやすいです。
ほかにものむてつさんのサイトには、利用付帯とうたっていても実際に使いにくいクレジットカード付帯海外旅行保険についての説明があります。→海外保険研究所 利用付帯の保険
2.クレジットカードに付帯する海外旅行保険がキャッシュレスに対応しないときの対応
→海外旅行保険付帯クレジットカード選びの落とし穴!キャッシュレス不可カードに注意
たしかに、この説明にある海外に出たら自動的に海外旅行保険が付くクレジットカードを選ぶことも可能
です。しかしわたしは
- 自動付帯のクレジットカードを管理する手間(普段使いではもっとお得で便利なカードがあります。)
- 治療にかかる保証額が少ないこと
も考えると、
- 利用付帯のエポスカードを使い、海外で治療が必要になったらカードで支払う。そして治療費の明細をしっかり保存し、帰国後に保険会社送る。(カードで支払った治療費は一度引き落としになりますが、その後戻ってきます。)
- 海外旅行期間が短いなら、別途一般的な海外旅行保険に加入する。
- 海外に長期滞在するなら、少々費用がかさんでも現地国の医療保険に加入する。もしくはNomdo Insuranceなどビザがなくても加入できる医療保険に加入する。→海外在住中でも申し込めるシンプルでおとくな海外旅行保険Nomad Insurance(39歳までがお得、10歳までの子供〔一人〕も追加費用なしで一緒に申し込めます。)
といった方法を考えるのもよいかと思います。
海外に出かける人は、その前に
1.のむてつさんのサイトやユーチューブの情報を確認する。
だけでなく、さらに慎重を期して
2.カード会社のサイトから、海外旅行保険についての最新情報を確認する。
ことで、海外で思いもかけないトラブルに巻き込まれない対策を立てましょう。
以上です。
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