海外に長期滞在するとき、銀行口座を持つことができない人でも利用できそうなスマートバンクが、アメリカ、アジア、ヨーロッパとオーストラリアなどで始まっています。
その例:TransferWiseのボーダレス口座、N26やrevolut(ヨーロッパ)、bigpay(マレーシアとシンガポール)参考情報→TransferWiseのボーダレス口座とデビットカードはこんなに便利!【海外に長期滞在する人編】 revolut
以前にマレーシアの銀行が発行するクレジットカードで不正利用に会ったこともあり、2019年12月からマレーシアのbigpayを利用してみました。※詳しい内容は→マレーシアでお得で便利なbigpayカード 銀行口座がない人編
結果は、どうもbigpay側のサーバー能力に問題があるようです。まとまったお金の支払いには注意が必要!と感じました。(くわしい内容は最後に記載)
【参考情報】
- ヨーロッパでは、ワーホリや短期留学の場合、銀行口座を開くことが難しいようです。→イギリスでの銀行口座開設がむずかしくなった?
- アジアの多くの国では、学生ビザ、就労ビザや長期滞在ビザがないと銀行口座を開けません。
来年はマレーシアとシンガポールでGrabがネット銀行をはじめます。(下の画像のリンク先)そのほか香港ではアリババ、シャオミ、テンセント、JDなどにネット銀行の免許が交付されています。
grabがネット銀行に名乗りをあげた
益々スーパーアプリとしての地位を確立していくhttps://t.co/ECuQLGsdqn— ピクチャA @スーパー窓際族 (@88split) December 17, 2019
しかしこれらのスマートバンクサービスをすぐ全面的に利用するのではなく、評判を確かめてから利用することをすすめます。
大半は英語ですが、この記事で紹介しているスマートバンクの評判へのリンク先(Google検索)を挙げておきます。 ※この記事を読んだ人で何かトラブルを経験されたなら、コメントを投稿してください。(これから利用しようと考えている読者に役立ちます。)
【bigpayで起こったトラブル】
1.2020年1月7日夕方、bigpayカードに必要金額をトップアップしようとしたらできません。 ※マレーシアの他のキャッシュレスサービスではトップアップできたので、bigpayサーバーのトラブルと考えられます。(30分程度でトップアップできるようになったので、RM10、RM300をトップアップしました。)
2.店舗でbigpayカードを使って支払いしようとしたら、途中で店舗のカード読取機が止まってしまいました。当然レシートも出てきません。(やむをえないので他のカードで支払いました。)
しょうがないとあきらめて帰ろうとしてbigpayの残高をみると、なんとRM400が差し引かれています。(下の画像の赤枠)
それですぐにbigpayへチャットで問い合わせました。その内容は以下の通りです。(下の画像)
【やり取りの内容】
〔bigpay suport〕ようこそ○○。Atikaです。どの取引か教えてくれますか?
〔私〕店には取引記録がない、しかしあなたのアプリはRM400リンギットを引き落としている。
〔bigpay suport〕心配ありません○○。もし取引が通らないのにあなたの口座から引き落とされているなら、7日後に自動的に戻ります。
〔私〕では、わたしは7日待たなければいけないのか?
〔bigpay suport〕そうです。
つまり、400リンギットは7日待たないと使うことができません。このくらいの金額なら何とかなりますが、もし利用限度額の1万リンギットが7日間も宙に浮いたら困ります。
日本のカードで起きたトラブルなら、まず”お詫び”です。簡単に1週間待てとは。。。これもマレーシアかと諦めます。マレーシアで活動し始めて10年を超えますが、まだまだ慣れないことが起こります。
【追加情報】
2020年1月20日ごろ、2回、RM500、RM1,000をトップアップしました。結果はOKでしたが、いつまでも確認中のサインが消えませんでした。(エアーアジアのサイトもトラブルが多いので同じサーバーを利用してるのかもしれません。)
2020年夏以降なら、トランスファーワイズ(TransferWise)のボーダレス口座でマレーシアリンギット残高を持って、デビットカードで支払いする方がよいかもしれません。→TransferWiseのボーダレス口座とデビットカードはこんなに便利!【海外に長期滞在する人編】
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