ワイズ(旧TransferWise)のマルチカレンシー口座とデビットカードはこんなに便利!【海外に長期滞在する人編】

最終更新 2021/03/11

日本を含むワイズ(旧TransferWise)マルチカレンシー口座を持てる国に住む人は、アメリカ、ユーロ圏、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランドで現地の銀行口座と同等のサービスが利用できます。

ですから、アメリカ、ユーロ圏、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ポーランドへ

  • 留学、ワーホリなどで長期滞在する人
  • これらの国での国内送金だけでお金のやり取りをする

に、大変便利なサービスです。

※日本でもマルチカレンシー口座は利用できます。(利用できない国名はこのあとの方で説明)

つまり

ワイズ(旧TransferWise)マルチカレンシー口座を持てる人は、アメリカ、ユーロ圏、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドとポーランドそれぞれの国内で

  • 国内送金(外貨預金残高が必要)
  • 国内送金の受取り

ができます。

さらに、

  • 約50ケ国の通貨に両替する

(ワイズ(旧TransferWise)のお得なレートが適用されます。)

  • それぞれの通貨残高からデビットカードで支払う

ことができます。

  1. ※両替コストについては→ワイズ(旧TransferWise)手数料から確認できます。
  2. ※国によっては預入限度額などに制限があります。
  3. ※TransferWiseの取扱い以外の外貨でもMasterカードの使える国では、デビットカードで支払いできます。しかし、残高のある外貨残高から両替手数料を差し引いて引き落とされます。(ソニーバンクウォレットと同様のサービスです。TransferWiseが取扱通貨数で勝り、両替コストではソニー銀行が主要通貨ではおお得です。→ソニーバンクウォレットは10ケ国で最強のデビットカード

例えば、手続きを避けることができます。

ボーダレス口座の外貨預金残高からその国で国内送金したり、その国の国内からの送金をボーダレス口座で受取ることができるのです。(^^♪

※送金手数料については→マルチカレンシー口座の残高からの送金にかかる手数料 に通貨ごとに手数料の説明があります。

さらに

  • 帰国する前に、残ったお金を現地国の銀行から日本の銀行へ海外送金したり(割高な手数料とめんどうな手間!)、銀行口座を閉鎖(もしくは安全に銀行口座を残す)する手続きは必要ありません。

ワイズ(旧TransferWise)のマルチカレンシー口座で、円に両替国内送金する、もしくはワイズ(旧TransferWise)を利用して海外送金するだけです。

 

すでに日本で始まっているTransferWiseの海外送金サービスは、お得で便利です。→100万円までの海外送金におとくなトランスファーワイズ(TransferWise)

まずは海外送金に利用して、マルチカレンシー口座とデビットカードが始まるのを待ちたい人は

ワイズ(旧TransferWise)から口座開設できます。

〔参考情報〕

1.たいていのヨーロッパの銀行は、短期の留学などでは銀行口座の開設を認めません。また多くの国では就労ビザや学生ビザ、長期滞在ビザなどがないと銀行口座を開設できません。→イギリスでの銀行口座開設がむずかしくなった?

2.TransferWiseの両替コストは0.35-1.0%です。通貨ごとの詳しい内容はTransferWise feesで確認できます。

※海外の銀行は、少額の両替では2.5%程度以上(≒両替手数料)を上乗せした外貨両替レートを提示します。

3.現地国で銀行に口座開設できる人は、TranferWiseで海外送金してその国の銀行口座で受取ることもできます。→100万円までの海外送金におとくなトランスファーワイズ(TransferWise)

ワイズ(旧TransferWise)のマルチカレンシー口座とデビットカードも利用できると、二通りの方法でお金を管理できます。少々のトラブルがあっても安心です。

4.海外で活動するとき、ソニー銀行の海外送金とソニー銀行のデビットカード「ソニーバンクウォレット」は大変役立ちます。→ソニーバンクウォレットは10ケ国で最強のデビットカード

TransferWiseのマルチカレンシー口座とデビットカードを利用できない国は以下の通りです。つまり、以下の国と地域以外で、ボーダレス口座を持てます。

【マルチカレンシー口座を利用できない国と地域】2020/01/22現在

日本、アフガニスタン、ブルンジ、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ共和国、クリミア、、キューバ、コンゴ民主共和国、、エリトリア、香港、インド、、イラン、イラク、北朝鮮、、セヴァストポリ(都市)、ソマリア、、南スーダン共和国、スーダン、シリア、アラブ共和国、ベネズエラ、イエメン、

米国内 ハワイ州、ネバダ州

※最新情報は→マルチカレンシー口座の利用についてから確認できます。

※※国によっては預金限度額などに制限があります。

【ワイズ(旧TransferWise)で外貨残高を持てる国】2020/01/22現在

〔アジア〕

アラブ首長国連邦、バングラディシュ、中国、香港、インドネシア、イスラエル、インド、韓国、スリランカ、マレーシア、ネパール、フイリッピン、パキスタン、シンガポール、タイ、トルコ、ベトナム、日本、

〔ヨーロッパ〕

イギリス、ブルガリア、スイス、チェコ、デンマーク、グルジア、クロアチア、ハンガリー、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スウェーデン、ウクライナ、ユーロ圏※以下の国

(※アイルランド、イタリア、エストニア、 オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、スペイン、スロバキア、スロベニア、ドイツ、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、

〔南北アメリカ〕

アルゼンチン、チリ、カナダ、メキシコ、アメリカ、ペルー、コスタリカ、ウルグアイ、

〔アフリカ〕

エジプト、ケニア、モロッコ、ナイジェリア、南アフリカ、ボツワナ、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、CFAフラン利用国

〔オセアニア〕

オーストラリア、ニュージーランド、

※最新情報は→ワイズ(旧TransferWise)coverageから確認できます。

【ワイズ(旧TransferWise)デビットカードが発行できる国】

〔アジア〕シンガポール

〔ヨーロッパ〕

ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、アイルランド、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、オランダ、英国、スイス、

〔南北アメリカ〕

アメリカ、

〔アフリカ〕

なし

〔オセアニア〕

オーストリア、ニュージーランド

〔その他〕

ジブラルタル、イギリス領諸島: ジブラルタル、ガーンジー島、マン島、ジャージー

最新情報は→ワイズ(旧TransferWise)デビットカードが発行できる国についてから確認できます。

TransferWiseのデビットカードは、TransferWiseに外貨残高がない国でも利用できます。(両替コストが一番お得な通貨から両替後支払われます。)→ワイズ(旧TransferWise)デビットカードはどこで使用できますか

 

以上です。

 

すでに日本で始まっているTransferWiseの海外送金サービスは、お得で便利です。→100万円までの海外送金におとくなトランスファーワイズ(TransferWise)

まずは海外送金に利用して、マルチカレンシー口座とデビットカードが始まるのを待ちたい人は

ワイズ(旧TransferWise)から口座開設できます。

〔関連情報〕

1.ワイズ(旧TransferWise)のマルチカレンシー口座とデビットカードはこんなに便利!【海外旅行編】

2. ワイズ(旧TransferWise)のマルチカレンシー口座とデビットカードはこんなに便利!【海外と取引がある人や法人編】

 

5 件のコメント

  • マレーシア在住のMM2Hですが、ボーダレス口座は以前から使えますよ。
    もううろ覚えですが、マレーシアの納税者番号が必要だったような記憶があります。
    ただ、米ドル口座は本人名義にならず、屋号のようにトランスファーワイズが入るため、使いづらいです。
    その他の通貨も、口座番号と名義だけで送金できず、住所も必要な場合は事実上使えません(口座の保有者はあくまでもトランファーワイズなので、住所データが自分の住所と一致しないため)
    また、送金手数料はボーダーレス口座を使用すると高くなる場合が多いです。

    • 通りすがりさん、ようこそ。

      すでに利用が始まっているアメリカ、イギリス、ユーロ圏、オーストラリア、ニュージーランドにお住まいだったのでしょうか。実際の利用について教えてくださりありがとうございます。
      日本在住者の利用が始まりそうなので記事を書いてみました。
      この記事にも両替コストと送金手数料ついて含めておきます。

      • いえいえ。以前からマレーシアはボーダレス口座を利用できる国でした。今のMM2Hは退職者よりもフリーランスやデジタルノマドが増えつつあると聞いているので、MM2Hホルダーのボーダレス口座の利用者はそれなりにいると思いますよ。
        ただ、マレーシアの住所では今後もデビットカードが使えるようにならないと予想しています。

          • 通りすがりさんへ

            返信がわたしの不注意で1ヶ月も遅れて申し訳ありません。
            情報に感謝します。

            日本でボーダレス口座が始まりそうなのでこのブログを始めましたが、勉強不足でした。
            さっそくもう一度調べなおして記事を更新しました。
            おかしいところがあればお手数ですが再度指摘してください。

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