最終更新 2019/12/09
これからアメリカなど海外在住になる人が、現地国で素早くクレジットカードを作るコツがツイッターで紹介されていました。
それは
『日本のAMEXカードで、クレジットカードの利用履歴をつくる』
ことです。
→そのツイート
ではその理由を説明する前に、海外で活動するとき現地国のクレジットカードがあるとなぜ便利なのでしょうか。
海外発行クレジットカードが不便な理由は?
以下の理由があります。
1.日本での収入が限られる人が海外で日本のカードで支払いすると、日本の引落銀行口座へ海外送金する必要がある。(海外送金手数料は割高 ※解決法はこの後に説明)
2.海外のクレジットカードでは、その国の一部の店舗やサービスで利用できないことがある。(キャッシュレス支払いの引落カードとして登録できないなども含まれます。)
では、なぜAMEXでは、クレジットカード発行がスムーズなのでしょうか?
AMEX(アメリカンエキスプレス)カードの発行がスムーズになる理由
アメリカなど海外で展開するAMEXは、海外で日本でのクレジットカード利用履歴を参照でき、その国でのクレジットカード発行がスムーズです。
※アメリカなどのVISAやMasterカード発行会社は、日本のVISAやMasterカードの利用履歴を知ることはできないため、カード発行を断ることがあります。
※※ここで紹介する方法は、アメリカだけでなくAMEXが展開する様々な国にも当てはまります。しかし他の国では、VISAかMasterが有力でアメリカのようにAMEXの使い勝手が良い国は少ないでしょう。VISAやMasterカードを申し込む場合、金融機関が求める預金額や収入証明を用意して交渉することをすすめます。
日本のAMEX(アメリカンエキスプレス)クレジットカードのデメリット
以下のデメリットがあります。
- アメリカ以外の国では、利用できる店舗が限られる。
- 海外でショッピングした時の両替コストは2%と割高(※JCB、VISA、Masterなら1.6-1.63%)
- 一部の提携カードを除き海外キャッシングできない。(セゾン系カードは可能だが両替コストはVISAやMasterと比べて割高)
しかし将来海外在住になっても、当面その国での収入や銀行残高が少ない、そのためクレジットカードを作りにくい人がいるでしょう。そのような人は、日本でAMEX(アメリカンエキスプレス)のクレジットカードを利用する意味があります。
海外在住になる人がAMEXを利用するメリットについて詳しくは→ツイートをの続き読んでください。
おすすめのAMEX(アメリカンエキスプレス)カード
このツイッター投稿者は、日本ではPremio Plusカードをすすめています。→そのツイート そして、アメリカでのおすすめはAMEX BLUEです。
アメリカなど現地国でクレジットカードを持つまで使いたいサービス
1.トランスファ-ワイズ(TransferWise)
海外から、クレジットカード利用代金を日本の引落口座へ送金するときに便利でお得な海外送金サービスです。→海外からのトランスファーワイズ(TransferWise)の利用方法
2.海外で使えるお得なデビットカード
- ソニーバンクウォレット
ソニー銀行が発行するデビットカードで、両替コストが大変お得です。→ソニーバンクウォレットは10ケ国で最強のデビットカード
※その他ドル残高から支払えるカードもあります。しかし両替コストが高いことが多いので注意が必要です。
- トランスファーワイズ(TransFerWise)デビットカード
先に紹介したトランスファーワイズが、アメリカ、ユーロ圏、オーストラリアで発行しているカードです。(2020年夏には日本でも発行の可能性)ボーダレス口座とともに使うとお得です。→トランスファーワイズ(TransferWise)のボーダレス口座は2020年夏の予定
※これら2つのカードは、アメリカなど現地国では一部利用できないサービスがあります。しかし両替コストが安い、前もって有利な両替レート時に外貨に替えておけるなどのメリットがあります。
以上、参考になれば幸いです。
コメントを残す